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良性発作性頭位めまい症(BPPV)で手足の痺れと嘔吐を起こして救急車を呼んだ話

僕は20代と若いながらも良性発作性頭位めまい症(BPPV)が半年に1回ぐらいのペースで起こります。

寝てエプリー法をすればましになることが多いのですが、手足の痺れと嘔吐がひどくついに救急搬送に到りました。

良性発作性頭位めまい症(BPPV)とは

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以前書いた記事で良性発作性頭位めまい症(BPPV)について説明していますが、おさらいで簡単に説明してみます。

人間の平衡感覚を司っているのは両耳で、前庭と呼ばれるところに耳石という炭酸カルシウムでできた石が集まっています。

この石は平衡感覚を保つのに必要なのですが、何かの拍子に剥がれることがあります。剥がれた耳石が三半規管に迷い込むことによってめまいを引き起こすのがBPPVです。 耳石が剥がれる原因は定かではありませんが、寝返りや頭を起こしたり下げたりした時、頭部に衝撃が加わった時などが考えられます。

いずれにしても原因は耳にあるので、病院にかかる場合は耳鼻科ですね。

BPPVの特徴

回転性のめまいで耳鳴りはない

特徴的なのは視界がグルグルと回る回転性のめまいであり、難聴や耳鳴りを伴わないとされていることです。

耳鳴りが加わればメニエール病、回転性ではなく揺れるようなめまいの場合は脳卒中の可能性が高いとのことです。

頭の向きで症状が変化する

「頭位」という名前の通り、頭の位置(向き)によって症状が変わります。

例えば左向きで寝ているとめまい症状があるが、右向きで寝直すとピタッと治まるという具合です。

あるいは立ったり座ってる状態ではめまいがましになっても、横になって休むとめまいが強くなるという場合もあります。

1分程でめまい症状が治まる

左に寝返りを打つとグルグルと回り続けるといった場合、気持ち悪いでしょうが1分程そのままの姿勢で我慢してみましょう。すると自然とめまいがストップします。これがBPPV最大の特徴です。

めまいが起こった時にBPPVを疑う場合はめまいのする頭の位置を1分程固定してみて治まるかを確認するといいです。

ただ、一時的にめまいが治まっても頭の位置や向きを変えると再びグルグル回り出します。

救急搬送に至った経緯

僕は半年に1回ぐらいのペースでBPPVを引き起こすのですが、11月末に今年2回目のBPPVに見舞われました。

いつもは急に発症するのですが、今回は予兆のようなものがあったのを覚えています。立っているのがしんどくなったり、立ちくらみがあったりというのが1週間ほど断続的に起こりました。

しばらく忙しくて寝不足だったことに加えて、気候の変化が影響したのだと思います。

そして夜横になったところBPPV特有のめまいが発症。そこまでひどくなかったので寝付くことができましたが、翌朝になってもめまい症状があったのでその日は仕事を休みました。

エプリー法でBPPV対策

BPPVに効果的とされているのがエプリー法という体操。YouTubeなんかで調べればたくさん出てくると思います。

実はBPPVは安静にしていればいいってもんではなく、三半規管から耳石が出て行くか、耳石を粉々にするかしないと治りません。

エプリー法は頭の向きを変えることで耳石を三半規管から出す体操です。ただ、やっている最中にめまいを伴うというリスク付きです。

午前中はエプリー法をちょこちょこやりながら横になって休んでいました。

手足と胃の痺れ、そして嘔吐

エプリー法だけでは午前中には完調に戻らず、少し胃に何か入れようとパンとバナナを食べました。

それから再びエプリー法を続けたのですがめまいがきつくなり、そこでトラベルミンを飲みました。

トラベルミンは乗り物酔い対策の薬なのですが、めまいにも効果があります。以前BPPVで耳鼻科に受診した際に頓服薬でトラベルミンが処方されていました。

めまいに襲われた時のためにトラベルミンをドラッグストアで買ってありまして、服薬したところしばらくして嘔気に襲われてトイレに思いっきり食べたものを嘔吐しました。

吐いたからといって楽になるわけはなくめまいが続きます。しかし、めまいに加えて手足と胃が痺れてきました。そして何度も繰り返す嘔吐。

どうも今回の症状は激しく、トイレの前から動けなくなってしまいました。同棲している彼女に救急車を呼んでもらいました。

病院で薬の投与と点滴

ストレッチャーまでは歩くことができましたが、救急車に乗り込んでからまた嘔吐しました。

息絶えだえで病院へ到着し、すぐさま検査用の血液採取とめまいと吐き気止めの薬をショットで投与、そしてCTスキャンで脳を検査して点滴室に運ばれました。

薬の投与直後はしばらくしんどいのが続いていましたが、点滴を始める頃にはある程度楽になっていました。

落ち着いて帰宅

家に帰るのが不安だったら入院、という話にもなりましたが、あとは服薬しながら症状が治まるのを待つだけなので家に帰宅しました。

薬を飲み始めることができたので、翌日以降はとても楽になってこうしてブログを書ける状態にはなりました。

それにしても今回のBPPVはきつかった……。そしてCTスキャンしたからかお金をべらぼうに取られました……。

処方された薬

今回帰宅時に処方された薬は以下の通りです。

  1. メリスロン錠(6mg):めまいを止める薬(毎食後1錠)
  2. ジフェニドール塩酸塩錠(25mg):めまいを止める薬(毎食後1錠)
  3. メトクロプラミド錠(5mg):吐き気止め(頓服)

無理に自分で判断せず耳鼻科に受診しよう

今回はめまい以上に手足と胃の痺れと嘔吐がきつかったのですが、トラベルミンを飲んだ直後だったこともあり、自己判断での服薬がいけなかったのかなぁと思いました。

あとエプリー法もやっている最中は強いめまいを伴うので1人でやるべきではないですね。生兵法は怪我の元です。

BPPVが発症した時は、少しでも楽な時に耳鼻科へ受診するのがいいでしょう。薬を飲むだけでもかなり楽になりますから。受診の時は運転しちゃだめですよ。