おきがるみがる

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iMacでクリーンインストールをしようとしたらFusionドライブが分割して詰みかけた話

先月Macの最新OS High Sierraが配信されました。

僕はつい先日までYosemiteを使っていました。かつてこのYosemiteにアップグレードした際に使っていたソフトが動かなくなったり、ネットが極度に不安定になってしまったこともあり、極力メジャーアップデートを避けてきました。

ちょっと使いたいツールがありまして、それを動かすためにはYosemiteでは無理だったのでアップグレードに踏み切りました。

アップグレード自体は成功したのですが、せっかくやるならクリーンインストールしたいですよね。クリーンインストールは最新OSでは不要な古いOSのデータを削除する目的で行います。

僕はFusionドライブを搭載しているiMacを使っているのですが、クリーンインストールを試みたところ、Fusionドライブが分割してOSをインストールできなくなってしまいました。

どうにもこうにも詰みかけの状態になったので、Appleのサポートセンターに電話してなんとか窮地を抜け出すことができました。

クリーンインストールから事件は起こった

クリーンインストールをするにはデータを全消去して、そこに最新OSを入れ直します。

手順としては、

  1. 最新OSにアップグレード
  2. データをバックアップ(Time Machineを使用)
  3. リカバリモードで起動、ディスクユーティリティでハードディスクの中身を全消去
  4. 最新OSをインストール
  5. 必要なデータをバックアップから戻す

ってな感じのプロセスです。

まず3まで実行し、続いて最新OS(High Sierra)をインストールってところまでいきました。

しかし、ディスクユーティリティからmacOSユーティリティへ戻す方法がわからず(普通に閉じればよかったのですが)、間違って再起動をかけちゃいました。

ここからが地獄のはじまりはじまり。

最新OSをインストールできない……!

再起動するとインターネットリカバリが始まりました。

MacにしろWindowsにしろ、工場出荷時のデータ復元のためにリカバリディスクというのがあるのですが、そのデータをインターネット経由で入手し始めたのです。

しかしその速度がとてつもなく遅い! 15分ぐらいかかりましたね。ADSLの細い回線使っていたのも一因かもしれませんが……。

インターネットリカバリを終え、macOSユーティリティの画面に。High Sierraをインストールするという選択があって「これでようやく作業を終えられるな……」と思いました。

こんな画面が出てインストールが始まらない……。

写真の方はブレちゃってて見えにくいと思うのですが、

このディスクのmacOS High Sierraを新しいバージョンにアップグレードするには、こちらの手順を参照してくださいhttps://beta.apple.com/sp/betaprogram/apfsfusion/

と表示されています。

ならばこの説明書き通りに……と思ったものの全然違う状況です。そもそもOSが起動せんのです。

困ったのでAppleサポートの電話対応へ

getsupport.apple.com

ここからは自分の知識とGoogleだけではどうにもならん! ってことでAppleのサポートへ問い合わせることにしました。

上のリンクから画面に従って回答していけば、希望の対応方法で返答をくれるというものです。スピーディにやり取りしたかったので電話を希望しました。

このときにAppleアカウントを所持して、端末を登録しておけばやり取りがスムーズだと思いますよ。

フォーム送信後間もなく電話がかかってきてオペレーターとのやり取りが始まります。

状況を説明し、原因を探るべく指示通り操作します。

Fusionドライブが分割しているのが原因

support.apple.com

ディスクユーティリティに表示されている情報を伝えた結果、Fusionドライブが何らかの原因で分割しているためにOSをインストールできないということがわかりました。上のリンクに書かれている通りのことだと思います。

どうしてこういう状態になったのかは不明ですが、最初のクリーンインストールでmacOSユーティリティに戻る方法がわからず、なぜかハードディスクのマウントを外してしまったんですよね。これも1つの要因かもしれません。

原因はわかったものの、ここからは「ここをクリックするだけで修復!」とはいかずにターミナルにコマンドを打ち込んでFusionドライブを復旧させる作業が始まります。

こういう感じでコマンドを入力していきます。難しいですが、オペレーターが「イタリアのi、スペインのs……」とアルファベット1文字ずつ丁寧に指示をくれます。

途中コマンドが間違っていたのかうまくいかず、調べるのと休憩を兼ねての空白時間もありましたが、4〜5時間の格闘の末、

見事にFusionドライブの結合に成功し、High Sierraをインストールすることができました!

Appleサポートを使ってみた感想

今回初めてAppleサポートを使ってみたのですが、さすが天下のAppleだけあってオペレーターは的確な助言をくれます!

もし僕がオペレーターの立場だったら「うわ、これ口頭で伝えるのをめんどくせえ」って思うようなことも丁寧に教えてくれます。

ただ、ディスクユーティリティやターミナルの操作は機械が苦手な人は難しいかもしれませんね。ってかそもそも苦手な人はこんなトラブルに巻き込まれることもないと思うのですがね。中途半端に知識を持っている人だけです。僕のことですね。

サポート対応はお金がかかる?

有償インシデントサポート - AppleCare - Apple(日本)

今回はテクニカルサポートの利用になったのですが、実は原則料金が発生するようです。

1件につき3,000円かかるそうで、電話対応のフォーム送信の際にも表示されていました。このまま起動しないと困るので出費はやむを得ないとして問い合わせしましたが……。

4〜5時間の長丁場、しかも夕方6時ぐらいまでややこしい操作の対応をしてもらったのですが、なんと請求に関する話は一切出ませんでした。つまり無料でした。

もしかするとAppleのアカウント経由で後日請求くるのかな? とも思いましたが、今のところ何の音沙汰もありませんね。

トラブル時に備えておきたいもの

今回メインとなるMacが動かなくなり、Appleのサポートを電話対応で受けたことで、「この環境があってよかった」と思うものがあります。

これらはいざという時のトラブル時に備えて用意しておくことをおすすめします。

iPhoneやiPadなどのサブ端末

メインとなる端末が動かなくなっても、ネットにアクセスして調べられるサブとなる端末があると心強いです。

iPhoneなどのスマホであれば携帯回線でネットを使えますが、画面は小さいですし、スマホは通話に集中して調べ物はiPadなどのタブレット端末と分担すると作業が捗ります。

Wi-Fi接続によるネット環境

インターネットリカバリはそもそもネット環境がなければ不可能です。

もし、ネット環境が無い状況下で同じトラブルが起こっていたらどうなっていたのでしょうか。

スタンドアロンの状況では本体内蔵のリカバリディスクが動くのですかね? そうならインターネットリカバリよりもそっちの方が早そうな……。

有線でもいいのですが、Wi-Fi環境があればスマホやタブレット端末でもネットを使えるのでおすすめですね。

Apple製品のなかにはMacBook Airなど有線LANが使用できず無線LANオンリーな製品もあります。ジョブズの時代からAppleは不要になると思われるハードやソフトをどんどん切り捨てていくので、いずれWi-Fi環境ありきの製品ばかりになるかもしれません。

そうした備え以前にWi-Fi環境は便利ですからね。まだ有線オンリーな人も導入しておくと役立ちますよ。

Appleのサポートは神だと思った

今回はクリーンインストールをきっかけにしてFusionドライブが分割されて困ったという話ではありましたが、Appleのサポートの対応の良さに感動したことも伝えたかったのです。

さすがApple、サポートも超一流の神ですね。Appleの製品を使い続ける限りはこのサポートに頼ることができますね。

クリーンインストールに失敗した、Fusionドライブが分割した、Appleのサポートに問い合わせしてみたいという人の参考になれば幸いです。