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実務経験ゼロから介護福祉士を受けて合格するまでの流れ

介護福祉士登録証

第29回介護福祉士国家試験に合格し、ようやく登録証が届いて介護福祉士になれました。

なかなか立派な容れ物に入っております。高いお金払ってるだけありますわ。

これから介護福祉士としてに仕事ができる! と言うよりも給料アップが嬉しくて仕方がありませんねw

今回は実務経験3年+実務者研修取得コースで介護福祉士を目指す道のりをまとめました。

これから受験しようと思っている方から、「いつになったら登録証届くんだよ!」って人まで参考になればと思います。

介護福祉士のメリット

簡単に介護福祉士について説明致しますと介護職の国家資格です。

この資格があると相談員業務に就けるというメリットがありますが、それよか大きなメリットとして、

  • 介護の仕事に就きやすい(介護福祉士を多く雇うと加算を取れるため)
  • 資格手当が出る事業所もある。

という2点でしょう。この資格を持っていれば給料アップする上に、当分の間食いっぱぐれることはありません。

さらにこの資格は専門学校や大学を卒業しなくても条件を満たせば誰でも受験可能ですし、試験についてもそこまで難しくありません。

かく言う僕も四年制大学の文学部を卒業して介護の世界に入り、今月ついに介護福祉士になれました。

まずは介護の現場で3年働く

介護福祉士でなくても介護士としての仕事は可能です。介護福祉士は名称独占の国家資格ですから。

特に知識や技術はなくてもOJTによって介護技術を習得します。これはどの現場でも一緒でしょう。

オムツ交換をはじめとする介護技術からコミュニケーション方法を、先輩職員からの指導や利用者への援助の提供を通じて学んでいきます。

3〜6ヶ月程度で1人立ちと思っていいでしょう。最初は大変ですが、技術と知識を身に付けて業務に慣れれば「誰でもできる」のが介護の仕事です。

ただ、単純に「誰でもできる」と思って馬鹿にしてはいけません。理に適った介護方法があり、それを疎かにすると身を滅ぼします。主に腰と精神。

介護の仕事を3年続ければ介護福祉士の国家試験受験資格が得られます。石の上にも3年です。それまではとにかく頑張りましょう。

訪問介護ならば初任者研修が必要

介護福祉士でなくても介護士の仕事はできますが訪問介護だけは別です。

訪問介護のホームヘルパーとして働くには介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)以上の資格が必要です。

介護の基礎知識を得られるので訪問介護を希望しない方も受講することをおすすめします(可能であれば後述する実務者研修の方が良いですが)

ホームヘルパー2級の頃は施設と訪問介護の実習がありましたが、初任者研修では廃止になりました。その代わりに修了試験が加わりました。

どっちが良いんでしょうかね? 僕は実習に行きましたが正直退屈でしたよ。何を学ぶかと思いきや「利用者さんとコミュニケーションしといて」ですから。

あと、訪問介護の仕事をしたい方は初任者研修以外にも運転免許はあった方が良いですよ。原付乗れるだけでも差があります。

3年目の職員も見込み受験可能

新卒で入職した場合は4月から働き始めるのですが、国家試験が行われるのは毎年1月です。これまでは満3年働いて4年目の1月に受験でした。

平成29年の試験から3年に満たない人でも見込み受験が可能になりました。条件としては実施年の3月31日で3年(1,095日)に達する人であれば受けられます。つまり3年目の職員でも受験ができるというわけですね。

ただし、受験・合格したとしても3年に達する前に仕事を辞めるなど、日数が足りない場合は合格を取り消されます。あくまで見込みですからね。

実務者研修を取得

平成28年の受験までは実務経験3年の条件さえクリアしていれば国家試験を受験することが可能でした。

ところが平成29年から受験資格のハードルが一気に上がりました。介護職員実務者研修(旧ホームヘルパー1級・介護職員基礎研修)の資格が必須になったのです。

受講するのに時間も費用もかなりかかります。働きながら取得するには勤務の都合上、職場の協力がなければ結構大変です。結構これが必須になったことで、平成29年の試験は受験者数が半減しました。

実務者研修に受講するのに初任者研修は必要ありませんし、実務者研修は初任者研修の上位互換です。だから将来的に介護福祉士を目指されるのであれば最初から実務者研修を受講する方が圧倒的に良いですよ。

ちなみに実務者研修が始まった当初は「国家試験の実技試験免除!」という宣伝文句で募集していましたが、資格取得の中で筆記試験も実技試験もやりますからね。

この資格単体での旨味ってあまり無いですね。将来介護福祉士を受験したい人しか受けない資格だと思います。

国家試験の受験申し込みをする

受験資格が揃ったら国家試験の受験申し込みをしましょう。

第29回の場合、平成28年8月10日(水)から平成28年9月9日(金)(消印有効)までに受験申し込みを行いました。例年8〜9月の間のようです。

受験申し込みには公益財団法人 社会福祉振興・試験センターから『受験の手引』を取り寄せて願書を提出する必要があります。

僕の場合は職場で取り寄せてもらっていたのでそれをもらいました。

あとこれは地域によって異なるでしょうが、京都では提出時期によって試験会場が変わるとか。早めに提出すると同志社大学京田辺キャンパス、遅めだとみやこめっせとのこと。

僕はこれを知らずに京田辺まで足を運ぶ羽目になりました。みやこめっせなら移動が超楽でしたが……。

必要書類

実務経験3年+実務者研修で受験される方は、以下の書類が必要です。

  1. 受験申込書
  2. 受験手数料振替払込受付証明書貼付用紙(手数料は13,140円)
  3. 受験様写真等確認票(顔写真が必要)
  4. 実務経験証明書
  5. 実務者研修(見込)証明書(原本)

1〜4は『受験の手引』に同封されていますので、必要事項を記入します。

4の実務経験証明書は事業所の証明が必要になりますので受験者ではなく事務員が作成します。

5は実務者研修の資格証なのですが、これは原本の提出でしてコピー不可です。これがなかなか解せませんね。もし不合格の場合は再発行が必要ということでしょうか。

受理されれば12月頃(第29回の時は12月9日(金)発送)に受験票が自宅に届きます。

もし提出書類に不備がある場合などは電話がかかってくるそうです。

半年ぐらい試験勉強

実務者研修必須化に伴い、実務経験コースで受験される方は実技試験免除で筆記試験のみをパスすれば合格になります。

その筆記試験対策ですが、人によりますが半年あれば十分勉強できると思います。

計125問中6割(75問)正解すれば合格の可能性は十分ありますし、7割取れればセーフティでしょう。僕は8割取りましたが。

合計点の他に、各科目群で最低1問以上正解しなければならないという条件はありますが、これで落ちるという人は稀だと思います。そこまでシビアな問題構成ではありません。

強いて言うなら医療的ケアも科目が5問しかない上に傾向が明らかでないので全問落とす可能性はありそうですが……。

僕はこれをかなり不安視していましたが、医療的ケアは全問正解できました。拍子抜けするぐらい簡単でしたね。でも次の試験ではどうかな……?

受験勉強に使えるテキスト

これから受験される方々は全員実務者研修で勉強しているので基本的な知識はあると思います。

2017介護福祉士国家試験過去問解説集 第26回‐第28回全問完全解説

2017介護福祉士国家試験過去問解説集 第26回‐第28回全問完全解説

やはり過去問3年分を各3回やるというのが定石のようです。

過去問は漠然と解くだけではなく、各選択肢のどこが正しいのか・間違いなのかを理解することが大切です。

選択肢は5つありますから、1問を解くことで5つの知識を得られるというわけです。第28回までは計120問ですから1回分で600個の知識です。ビタミン飲料みたいですね。

ゆえに解説がしっかりしている過去問が良いです。でもどこも大きな差はないでしょうし、試験問題をつくっている中央法規で十分でしょう。毎年5月ぐらいに最新版の過去問は出るようです。

見て覚える! 介護福祉士国試ナビ2017

見て覚える! 介護福祉士国試ナビ2017

あとざっくり見直すならば中央法規の『介護福祉士国試ナビ』が定番です。必要な知識を整理してくれているので見直しに便利です。

ぶっちゃけ第29回の試験は『国試ナビ』だけで勉強した人は厳しい内容でしたがね……。

介護福祉士国家試験受験ワークブック2017上

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介護福祉士国家試験受験ワークブック2017下

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「とにかく全部勉強しないと気が済まないんじゃ!」

って人は『介護福祉士国家試験受験ワークブック』が良いでしょう。かなり手厚いですし、過去問実績のある知識も一目でわかります。

でもこれを網羅するのはかなり時間と手間がかかります。時間のある人向けですね。

筆記試験を受ける

受験票の記載に従って試験会場で筆記試験を受けます。

試験日は翌年1月の最終日曜日です。第29回は1月29日(日)でした。

www.okigaru-migaru.net

試験当日のことはこちらの記事に書いておりますのでどうぞご覧ください。

筆記試験が終わったら各業者がネットで公開している速報を見て自己採点をし、2ちゃんねるのスレッドでも眺めてましょう。

合格したら

実務経験コースで受験された方の合格発表は3月末になります。第29回は3月28日(火)の14時でした。

合否についてはネットで確認できるのと、それに加えて郵送で合格通知が届きます。

www.okigaru-migaru.net

合格通知は合格発表と同じ日に発送されます。僕は京都市在住ですが、合格発表から2日後に届きました。

これが届いたからと言ってまだ終わりではありません。登録申請書を提出して登録証が発行されてやっと介護福祉士になれます。

登録申請書やその費用については上の記事にまとめて書いております。

登録証は20日前後で届く

「登録証まだ届かないかな〜?」

と待っていたら4月22日(土)にレターパックで届きました。

これも地域差や提出タイミングによって前後はするのでしょうが、申請書提出から登録証が届くまで20日前後はかかると見た方がいいですね。

資格手当が出る事業所であれば、いつ届くかでお給料に影響が出ちゃいますので極力早く提出して早く受け取りたいですね。

おわりに

今後は介護福祉士として何かブログにアウトプットしていきたいですね。

例えば認知症高齢者の接し方や介護の現場でよく目の当たりにする病気の特徴なんかは誰かの役立つかもしれません。

とりあえずまだ介護福祉士の実感が湧きませんね。いつ頃でしょうかね? 来月か再来月の給与明細が発行される頃には自覚していると思いますがw