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薄っぺらい知識をひけらかすだけでは嫌われる! - 竹内薫『教養バカ』まとめ

教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る (SB新書)

教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る (SB新書)

竹内薫さんの『教養バカ』を読みました。

なかなか刺激的なタイトルでして、最初は教養大好きな人を否定する内容なのかと思いきやかなり違いました。

教養バカとは、自分で体験もしていないのに、ネットや人から得た伝聞知識をただひけらかす人です。その知識をストーリーとして伝えられる人こそが教養人です。

わかりやすく伝えるには脳内に絵を描ける説明が重要です。そのためにはリード文や接続詞を使い、1文を短くするといった工夫が大切です。

知識をひけらかすだけの教養バカ

  • 知識をたくさん丸暗記しているけどそれだけの人
  • ネットで調べたことを、さも自分が知っていたかのように語る人
  • 著名人のコメントをそのまま自分の考えのように発言する人

こんな人たちは知識をひけらかしているだけの教養バカです。

知識をたくさん知っていることは悪いことではなく大切なことですが、ただ覚えているだけではいけません。その知識をストーリーとして伝えることができるかが、教養人と教養バカとの違いなのです。

知識マウンティングに注意

知識をひけらかすだけにとどまらず、高圧的になる知識マウンティングに注意です。

最近「論破する」ということが持ち上げられがちな気がするのです。確かに見ていると痛快な気分になりますし、自分もかっこよく論破してみたいと思いますよね。

たとえ論破するとしても、「自分は何でも知っていて、すべて正しい」と思い込んで相手に上から目線な態度をとってはいけません。相手は不快な気分になりますし、その場をしらけさせてしまいます。

高圧的な態度をとるのは弱さの裏返しなのかもしれません。自分の知識だけで相手を糾弾することは控えたほうがいいでしょう。

自分の体験が最強のコンテンツ

ガイドブックで得た外国の知識よりも、実際にその場所を旅して自分で体験したことの方が知識として深いです。

ネットで得た知識なんて言語道断ですね。その知識を自分が持っている知識だと思い込んでは大間違い。楽して得た知識は極めて薄っぺらいです。

あと属人思考といって、「権威がある人の言ったことは正しい」と鵜呑みにしてしまう傾向があります。そうやって得た知識も自分の考えや判断が介在しない浅い知識になりやすいです。

「〜らしいよ」に要注意

「〜らしいよ」という意見には要注意です。

こういったコメントは伝聞情報で、人づてに聞いたものだからです。つまり情報の裏が取られておらず、責任を負わない意見なのです。

自分の体験を通していない意見なので、まずは怪しいと疑いましょう。ネットで拾っただけの知識なのか、誰かが言っていただけの話かもしれません。

わかりやすい説明は絵を描ける説明

いくら深い教養があっても伝えることができなければもったいないです。

わかりやすい説明とはどんな説明か。それは頭の中に絵を描けるような説明です。

人は頭の中に絵が浮かび上がった瞬間に「わかった!」と感じます。つまり「わかりやすい人」とは、相手の脳内にすばやく絵を描かせてくれる人です。

そういう意味では漫画家ってダイレクトに伝えられる説明上手ですよね。

相手に話の先を予測してもらう

絵を描いてもらうには、相手に話の先を予測してもらうことがとても大切です。

そのためには接続詞の利用が有効です。「たとえば」「だから」「つまり」「しかし」です。

こういったつなぎの言葉があることで、その話の続きを予測させることができます。これはお喋りでも文書でも同じですね。

リード文の重要性

話し方指南書の多くが、「結論は最初に伝える方がいい」としています。

新聞記事には本文の前にリード文と呼ばれる前文があります。ニュースのポイントを短くまとめた、いわば結論です。

時間がないときはここだけ読めば内容がざっくりわかります。そしてリードで頭の中に描く絵の方向性を確認して、ある程度の下書きをつくります。

そこから本文を読むと絵を描き上げるのが楽になる上に、細部に配慮しながら描くことができるのです。

ブログのリード文もただの導入文としてではなく、内容をまとめた結論を書くべきですね。

1文は短く

1文は短い方が良いです。主語と述語が近くなるので、言いたいことを明確にしやすいからです。

その目安となるのは15文字。人間が2秒で認識できる文字数の限度は15文字なのです。テレビで一瞬表示されるテロップは15文字以内だと言われています。

そういえば、Yahoo! JAPANトップのニュースの見出しは同じように15文字以内で書かれています。見出しを見た一瞬で内容を認識できるようにという意味なのでしょう。

ブログの記事タイトルはSEO的に32文字というセオリーがありますが、最初の15文字で内容をギュッとしてしまうのが良いのかもしれませんね。残りの字数でキーワードを詰め込むとかね。

絵や写真の重要性を理解

『教養バカ』は、ブログ運営で使えるアイデアはないかと手に取った本でした。

なかでも最も目からウロコだったのが脳内に絵を描ける人=わかりやすい人ということでした。

本著の内容としては文章で説明する上での話ではありますが、ブログの場合は文章だけでなく絵や写真を使えます。これは直接的にわかりやすく伝える手段です。

写真は事実をそのまま伝え、絵は自分の脳内のイメージを伝えることができます。写真は僕も撮っていますが、絵はあまり上手ではありません。絵の練習しようかなぁ。

教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る (SB新書)

教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る (SB新書)