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映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』の感想

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現在劇場で公開中の映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』を観ました。

平和で素敵そうな映画ということで観てみましたが、主人公のモードはなかなかハードな人生を送っていました。

モードは実在の人物で、画家として成功をおさめています。しかし、幼い頃から重度のリウマチを患っており、親族からは厄介者扱いでした。

家から逃げるように住み込み家政婦としてエベレットに雇われたことが人生の転機。エベレットの顧客がモードの絵を気に入り、それがモードが画家として陽の目を見るキッカケとなったのです。

モードが名声を得る一方で、親族たちの人生は下り坂。すると見事な手のひら返しをするわけですが、モードは歯牙にも掛けませんでした。こうした因果応報は痛快ですね。そして人間はさもしいものです。

モードのサクセスストーリーには伴侶であるエベレットの存在が欠かせません。

エベレットはモードを家政婦として雇ったはずなのに、逆に絵を描くのに忙しいモードの家政婦のような存在になってしまいます。これは雇い主として、そして男としての立場がありませんね。エベレットも不満を爆発させていましたが気持ちがわかります。

エベレットは家政婦としての仕事をしないモードに対して乱暴な言動を繰り返しました。しかし、エンディングで実際のエベレットらしき人の映像が写ったのですが超優しそうな人なんですよね。まるで別人でした。

この映画から学んだことは、幸福を掴むためには豊かな環境や大きなキッカケは必要なく、質素な暮らしの中でもただできることをやり続ければいつか実を結ぶということ。

お金が無くても、身分ある地位でなくても、何気ないところから幸せを生み出せるんですね。心温まる良作でした。