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おきがるみがる

お気軽&身軽に生活・仕事・趣味を楽しむ雑記ブログです。一応スナップ写真がメインです。

スナップ写真におけるトリミング&クロップの賛否について

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出町柳にある鴨川デルタ。河川敷に座っている男性の元へ女性が話しながら座ろうとしているシーンです。

「何でこれをボツ写真にしたのかなぁ?」と思うなかなか良い写真です。少なくとも実際に採用してFlickrにアップしている写真よりはw

あとから評価し直される写真もあるんですね。だから撮った写真はなるべく消さない方がいいですよ。

強いてこの写真のマイナス点をあげると、センサーに付着したゴミが写り込んでるんですよね……。圧縮したこの写真でも右上に大きいのと、左上の鳥の少し上に確認できます。

これはRICOH GRで撮った写真なんですが、時々センサーにゴミが付着するんですよ。レンズが沈胴式だからゴミを取り入れやすいんだと思います。

よく同じスナップシューターとして富士フィルムのX70が比較されますが、レンズが沈胴しないところがX70のメリットかもしれませんね。

ちなみに、GRのセンサーにゴミが付着するのはこれまで数回あったのですが、使っている内に何故か自然に取れました。取れやすく作られているんですかね?


アイスブレイクが長くなっちゃいました。今回はトリミングの話です。

トリミングとは写真の一部を切り取る手法でして、この手法について「するべきではない」と否定する人が結構います。

僕は誤解を与える表現をしない限りは、トリミングは取り入れるべきだと考えています。

何故トリミングに否定的な意見が多いのかと、僕のトリミングに対する考え方をお話しします。

写真におけるトリミングとは?

トリミングって聞くと、もしかするとワンちゃんの伸びた毛をカットすることを思い浮かべる人の方が多いかもしれません。

繰り返しになりますが、写真におけるトリミングとは、写真の一部を切り抜く表現手法です。

余分な部分を取り除ける他、一部の被写体を拡大表示するといった用途で使えます。

クロップとは?

トリミングとは別にクロップという言い方もします。

トリミング (写真) - Wikipediaに書かれているのを参照しますと、以下のように区別されているようです。

英語では暗室でプリントするときに一部を切り取るのは cropping と言い、仕上った写真をはさみなどで切って加工するのを trimming と言う。

デジカメで撮った写真で言えば、撮影時点で画像サイズを小さくする場合をクロップ、撮影後のデータを自由範囲で切り取るのをトリミングと呼ぶべきですかね。

トリミングがもたらす写真への影響

トリミングをすることで、写真の中の一部分をクローズアップして見せることができます。被写体に合わせてフレームを再生成する、1つの表現手法と考えられています。

その一方、ピクセルを拡大するので画質が悪くなったり、撮った瞬間の気持ちを損なうものだとして否定する意見もあります。

こうしてトリミングには賛否両論があります。カメラ雑誌でも時折この論争に言及しているぐらい、意見が分かれているんですね。

僕の意見としてはトリミングは肯定派です。撮った瞬間の気持ちも大事かもしれませんが、撮った後に気付くことだってたくさんあります。シャッターを押して終了ではありません。

画質の劣化が目立たない程度に済ませば良いですし、最近のデジカメは高画素ですから多少のトリミングで画質の悪さは気になりません。

誤解を生むようなトリミングはNG

ただ、クローズアップするということは周囲の情報をカットするということになります。

例えば、路上で全裸の男が立っていて、周囲にその男が着ていたと思しき服を持って笑っている数人の男たちがいる写真があるとします。

その写真を見た人は「仲間内でふざけて服を脱がされたんだなぁ」と思うことでしょう。

そこで、周囲の男たちが見えないようにトリミング、全裸の男だけを残した場合は、「うわ、道端で全裸になってる。変質者かな?」と、写真を見た時の印象が変わります。

さらにキャプションで「変態」と付ければもう立派な改ざんで冤罪です。その写真は「真実を写すもの」ではなくなってしまうのです。

トリミングはこのように誤解を生まないように行うべきです。

まぁ、路上で全裸になるのは仲間内でふざけてようがそういう性癖だろうがダメですけどね。

時には真実を伝えない方が良い場合もある

上記のように真実を捻じ曲げて伝える写真はダメですが、真実を伝えない方が良い場合もあります。

例えば、街中で変わった建物を見つけて撮影し、その時にたまたま画面端に男の人が写り込んでしまいました。

しかし、あろうことかその撮影場所は風俗街で、このまま公開すると、写り込んだ男の人が風俗店に出入りしているかのような憶測を生んでしまいます。

男の人が風俗店に入ろうとしているのか、それとも通りかかっただけなのか、はたまたスッキリした後なのかは定かではありません。

いずれにしても、公開するのであれば男の人への配慮は必要です。モザイク加工も1つの手段ですが、可能であれば完全に見えないようにトリミングするのが1番安全です。

トリミングすることによって、お蔵入りせざるを得なかった写真も蘇らせることができるのです。

ちなみに、風俗街やホテル街など、ちょっと引け目を感じるところではむやみに写真撮らない方がいいですよ。トラブルの元ですので。せめて人が写らない様に撮りましょう。

おわりに

トリミングに限らず、どんな写真でもそうなのですが、見た人全員が不快にならない写真を目指しましょう。

その手段としてトリミングは有効ですが、誤解を生む場合もあるので気を付けましょう。

トリミングをした場合は、作品を損なわない程度にキャプションなどで明記しておくと親切かもしれませんね。

ちなみに、僕がスナップ写真を公開する時はGRのクロップ機能は使うものの、事後のトリミングは一切しません。

それはトリミング否定論ではなく、28mmの画角や35mmクロップといった、カメラの持ち味を大事にするというコンセプトの元で撮影しているだけです。